2017年2月9日

オイスカ・タイ 日本NGO連携無償資金協力事業 モデルプロジェクトの期待高まる

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  • 日本の外務省の「日本NGO連携無償資金協力」を得て、2016年6月よりタイ北部で進められる「チェンライ県の山岳地帯の貧困層を中心とした対象地域における森林保全・再生と生計向上プロジェクト」(以下、事業)。

    プロジェクト開始宣言の様子。オイスカ・タイ総局のアリ・チョングリア会長(左)が実施概要を説明、来賓代表の副知事が承認し開始を宣言した
    プロジェクト開始宣言の様子。オイスカ・タイ総局のアリ・チョングリア会長(左)が実施概要を説明、来賓代表の副知事が承認し開始を宣言した

    12月15日、その開会セレモニーがチェンライ国際空港近くのパワドンリゾート&スパホテルで行われました。来賓に同県副知事、事業実施対象村のあるメースアイ郡長、県森林管理署関係者らを迎え、事業実施3村の代表グループや学校関係者、オイスカ会員など約180名が参加。開始宣言のほか副知事から祝福の言葉が述べられ、日本からは本部海外事業部部長の森田章があいさつに立ちました。
    事業開始から半年が過ぎ、養豚や養蜂をはじめとする取り組みはおおむね順調に進んでいます。専門家やコーディネーターのアドバイスを取り込み自らもアイデアを出し工夫するなど村人たちの熱心な様子から、タイ北部山岳地帯の環境保全と生活改善のモデルプロジェクトとして期待されています。

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