2015年3月4日

由木西小学校と広陵小学校にいってきました

  • 本部スタッフ
  • 皆さん、こんにちは。啓発普及部の中西です。

    3/2(月)、八王子市立由木西小学校と相模原市立広陵小学校にいってきました。両校とも「学校林」を活用し、子どもの教育に活かす為、校長先生をはじめ多くの方々が奮闘していらっしゃいます。
    今日は、そんな舞台裏を少しご紹介。

    まずは、由木西小学校。DSC01481
    学校林紹介ブログはコチラ 平成27年1月17日に創立140周年を迎えた歴史と伝統のある学校で、約1.4haの学校林を有しています。植生の大半は広葉樹、竹林、針葉樹は少し。 ハード面では、特に竹が特徴的。2月28日(土)には、できる範囲で学校の教職員、児童、保護者で整備活動を開始。教頭先生をはじめ、児童の皆さんが早速整備活動の楽しさを実感したそうです。
    ソフト面では、何といっても、校長先生の熱心さがきらりと光っています。サミットに参加以降、学校内での通常業務と並行し、関係各所と調整し、学校林の整備に関する組織体「グリーンファミリーズ」を作ったり、活動の資金を獲得する為に助成金の申請の準備をしたりと大忙し。
    本年の4月からは、コミュ二ティースクール(地域運営学校)として活動もスタートする由木西小学校に注目です。

    続いて広陵小学校。
    こちらは、2005年~オイスカが学校林整備に関わらせていただいている学校です。昨日は、自然観察林「広陵もりっく」保全委員会が開催され、平成26年度の活動報告、H27年度の活動計画が話合われました。(前回の保全委員会の様子はコチラDSC_6725
    集まった方々は、学校の先生、PTA、サポーター、市役所職員、地域の自治会、森林インストラクター、県職員、NPO関係者など総勢、21名。毎回多くのセクターの方々が参加されており、その度にいろんな意見が飛び交い場は白熱します。
    その中でも、大事にしていることは、主役はあくまで「子ども達」。それを保全委員会が応援するという形。 それを体現しているような活動報告が、先生方から聞かれたことが何より大きな収穫でした。
    年間を通して
    ・「もりっくデー」(年9回)
    ・「スマイルフェスティバル」
    ・タイムトライアル
    ・もりっくづくり
    ・教科での活用
    など様々な形で活動を行っているそうだが、子ども達が自ら森に積極的に入り、課題を見つけ、課題を解決する為に先生に活動の提案を行うといったことが、行われていることが伺い知ることができました。
    さらに、今年からはPTAなどが主体となって、積極的に助成金を申請し、現在3件受理されていることも確認でき、今後さらに活動が継続できる手ごたえを感じることができた一日でした。

    両校に関わっていらっしゃる皆さん、引き続きよろしくお願いします。                          

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