2018年12月5日

拓殖大学と相互協力に関する協定を締結オイスカの現場での活動を通じ 〝生きる力〞を育む教育を目指す

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  • 協定書への署名を終えた中野理事長(左)と川名学長

    オイスカの国内外の現場では、さまざまな教育機関などと連携し、ボランティアや研修プログラムといった形で青少年を受け入れ、農業体験や森林保全、外国人青年との交流といった体験の場を創出する取り組みを続けています。

    そのような中、10月16日、オイスカは特別法人会員である拓殖大学と「相互協力に関する協定」を締結しました。これまでも同大学の学生を海外の現場で受け入れるなどの連携事例はありましたが、今回の協定締結は、その幅を広げ、さらなる人材育成や国際貢献の推進を目指すものです。

    調印式で協定書に署名した川名明夫学長と中野悦子理事長は、それぞれ「先の予想できない時代を生きる〝タフな人材〞を育てるために、オイスカの現場での体験、貢献を通じた学びの場を学生に提供したい」「海外の人材育成を柱に活動してきたオイスカが、そのノウハウを活かし、日本の若者が知識偏重ではなく〝人間力〞を持って生きていくための貢献をしたい」と挨拶。同席したオイスカの会長も務める同大学の渡辺利夫学事顧問は「汗を流して共に活動することは、若者たちの気づきにつながると同時に、体験を共有した教員の成長にもつながる」と体験の重要性を強調しました。

    今後は、国内外のオイスカの活動現場での同大学の学生の受け入れのほか、学術的な研究に関する情報共有なども進めていく予定です。また、これをモデルとし、さらに多くの教育機関との連携を広げ、青少年の育成に貢献していきます。

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